大企業や有名企業でのリストラは珍しくなくなりました。しかしこれらの転職者達は 転職先が見つからないということが多く見られます。これは大企業にいたというプライドが転職の邪魔をしていることがあるからです。
また、大きな企業の中でぬくぬくとぬるま湯につかってきたばかりに、その場所からいきなり放り出され、実は自分は何がやりたかったのかがわからない、見つからないということも理由としてあるでしょう。
それまでは大企業という名刺や企業名を利用して上手くいっていたのであって、それを自分の実力と勘違いしている場合には、間違いなく上手くいかないでしょう。人事担当者は、取引先でも近所の人でもないので大企業に勤めていたからといって、他の人達と区別はしてくれません。
むしろそういったプライドが相手にいやな印象を与えてしまうことの方が多いものです。特に給料の折り合いがつかず、ギャップに戸惑うことがあると言います。では、どうすればよいのでしょうか。
大企業から中小企業に転職する場合には、大企業にいたというそのプライドを捨てることから始めるのです。そのためには、自分の実力が一般社会においてどの程度のレベルであるのか、通常どの程度の給与であるのか、自分自身を客観的に見つめなおすことです。
一番いいのは、他人の意見を聞くことです。自分とは違う感覚や意見を持っているからです。そこで自分が譲れないことや納得いかないこと、自分の周りの人との考え方のギャップが出てきたら、それは「大企業にいたからそう考えるのではないだろうか。」と一旦自分を疑って問いかけてみることです。
大企業に入る前までは自分がやりたいと思っていたことや夢などがあったはずなのですが、いつのまにか見失ってしまっただけなのです。初心に戻って、それを思い出してみることです。
どちらへ進めばよいか、おのずと道は開けてくることでしょう。 そして、そのように自分を深く掘り下げて考えてみることが、素直な自分に戻って プライドを捨てることにつながり、転職への近道になります。
